1932年（昭和7年）〜1999年（平成11年）
東京生まれ。慶應義塾大学文学部英文科卒。文芸評論家、文学博士。プリンストン大学東洋学科客員講師、東京工業大学助教授、同教授、慶應義塾大学法学部客員教授、同大学環境情報学部教授などを歴任し、1994年日本文芸家協会理事長、1997年大正大学教授。1970年に著書「漱石とその時代」で第18回菊池寛賞ならびに第23回野間文芸賞を受賞。日本芸術院会員。
著書「夏目漱石」「小林秀雄」「成熟と喪失」「一族再会」「海は甦える」「自由と禁忌」「昭和の宰相たち」ほか多数。