講演会
和敬塾では、有識者を招いての講演会を定期開催しています。
和敬塾の講演会とは
和敬塾の「敬」は「真理を敬う」ことを意味します。この「敬」の精神を支える柱のひとつが講演会です。
和敬塾では、創立以来、550回以上の講演会を開催しています。現在は、入塾式、創立記念塾祭、予餞会の記念講演会やシンポジウムなど、おおむね年に3、4回程度です。有識者の先生の謦咳に触れるまたとない機会を、ぜひ役立ててください。
これまでの講演会講師
これまでの講演では、以下のような先生方の言葉が記録されています。
昭和34年10月26日講演/言語学者・金田一京助先生「文学のあけぼの」
“言葉こそ、心の城府に通う一筋の道なんですね”
昭和38年6月22日講演/理論物理学者・湯川秀樹先生「科学者と非人間」
“科学はいくら発達してもいいけれど、人類を破滅させないようにすること、同時にそういう中で人間が自主性をどこまでも持ちこたえて行くということが大事である”
昭和51年12月7日講演/作家・城山三郎先生「人間たちの魅力」
“やはり続けるということ、一筋に生きるということを、考えなくてはいけません”
平成15年4月13日講演/哲学者・今道友信先生「大学と学問」
“倫理不在の混沌とした精神状態の中で、我々は仕事を続けていっていいのだろうか。やはりそうではない、その中から人間の本当の理想、「星」というべきものを探していかなければならない”
平成17年4月10日講演/歌人・岡野弘彦先生「魂のあそびと、漢才のまなび」
“短歌はしらべが大事です。しらべとは日本人の心のうねりが言葉と重なり合ったものです。そのしらべに乗せて自分の知る最も力ある言葉、美しい言葉、豊かな言葉を選び、短い定型に凝縮して表現するのです”
上記講演の全文や、その他の講演に興味のある方は和敬塾講演会ライブラリーをご覧ください。